食欲不振・廃絶対策

食べムラがある・徐々に食べなくなっている猫のために試した順番

いつものフードを温める・砕く・ふやかす・トッピングをかける

同じメーカーの療法食ウエットフードを試す

違うメーカーの療法食ドライフード→ウェットフード

療法食じゃない総合栄養食ドライフード

栄養はないが嗜好性の高いおやつ

急性腸炎からの食欲不振・嘔吐が数ヶ月続いたコハクの場合、少しでも食べてくれていたのと緩やかに体重が下降していたので肝リピドーシスに敏感になることはなく、

肥満猫ちゃんで強制給餌が必要な方は、ツラい期間が長引く前に、経鼻カテーテルの導入もぜひ候補に入れてほしいです。

強制給餌が必要だったアオのケース

アオは体重6キロ超えの、ぽっちゃりネコでした。

肥満猫の急激な栄養不足は「肝リピドーシス(脂肪肝)」という状態になって死亡するケースもあるため、泣く泣く強制給餌をするしかありませんでした。

なんで真剣にダイエットに取り組まなかったのかと、自分を責めまくりました。

強制給餌は、食べたくないネコちゃんに無理に食べさせるため、

ネコちゃんも飼い主もツラく、できれば避けたいことです。

経鼻カテーテルにしてよかったです。もっと早くしておけばよかったと思いました。

鼻から胃に細いカテーテルを通している状態で、合わなければ外すこともできます。

手術や入院も不要で、当日預けて設置していただきました。

強制給餌をやめるとき

一日3回のゴハンをイヤイヤ食べてくれていたアオですが、

1ヶ月半くらいたったある日、いつもなら口の端からad缶を一口入れて、あたりに撒き散らしながらも少しずつ食べてくれたのに、撒き散らさない。咀嚼もせず、静止したような状態になってしまいました。

抵抗する気力もないような顔つきから「もうゴハンいらない」と言っているのがわかりました。

強制給餌をしなかったコハクのケース

アオの経験があったため、できれば強制給餌はしたくないと思っていました。

コハクも食欲不振(廃絶に近い)ですが、アオに比べて緩やかに体重が減少していったので

ある猫たちの看取りメモ